
刺繍作品を額装するときに知っておくこと
- 執筆:
- KYOSUKE TAKADA
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刺繍作品の額装は、紙の作品とは少し違う考え方が必要です。布は伸縮するので固定方法が重要ですし、刺繍の立体感をどう扱うかによってガラスの選択も変わります。よく聞かれる点をまとめました。
布の固定方法
刺繍作品を額装するとき、布をテープで直接固定するのは適切ではありません。テープの粘着剤が布に残ったり、布が伸縮したときにテープが剥がれたりします。
基本的な方法は、中性紙のボードに布を折り返して固定することです。布の端をボードの裏側に折り込み、縫い付けるか、中性紙のテープで固定します。この方法なら、布に直接粘着剤が触れません。
- 中性紙ボードを作品サイズに合わせてカットする
- 布をボードの上に置き、テンションを均一に調整する
- 布の端をボードの裏側に折り込む
- 縫い付けるか中性紙テープで固定する
ガラスと刺繍の立体感
刺繍の立体感を活かしたい場合、ガラスを作品に密着させると刺繍の凹凸がつぶれてしまいます。スペーサーを使ってガラスと作品の間に空間を作ることで、立体感を保てます。
ガラスなしの仕様にする選択肢もあります。展示期間が短い場合や、定期的に手入れができる環境であれば、ガラスなしでも問題ありません。ただし、埃がつきやすくなります。
湿気への対策
布は湿気を吸いやすい素材です。ガラスとの間に空間がある場合、その空間に湿気が入ることがあります。湿気の多い場所(洗面所や台所の近く)への展示は避けることをお勧めします。
長期保存を考えているなら、シリカゲルをフレームの裏側に入れる方法もあります。ただし、定期的に交換が必要です。
刺繍の額装は、作品の素材と飾る場所によって最適な方法が変わります。まず作品を持ってきていただくか、写真をお送りください。
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